エクスティンクション・レベリオンは、非暴力の直接行動を行い、政府に気候と環境の危機に対して行動を起こすよう要求する世界規模のネットワークです。

01

事実を伝える

政府は、気候と環境の危機を宣言し事実を語り、他の機関と連携して変化の緊急性を伝えなければならない

02

今すぐに行動を

生態系の多様性の喪失に歯止めをかけ、温室効果ガスの排出を2025年までに実質0にする。

03

政治を超える

政府は市民議会を作成し、気候と環境に関しての正当性はその会合での決断によって導かれなければならない。

市民アセンブリー(市民集会)とは何?

市民アセンブリーは、社会的課題について学び、議論し、提言を行うために人が集う場です。陪審員制度のように、ソーティションという手法を使い不特定多数の中からメンバーを選出します。様々な意見が反映されることを保証するために、ジェンダー、年齢、民族的背景、教育レベル、出身国などの多様性を担保するクオータシステムを選出の際に使用します。市民アセンブリーのメンバーは、専門家やその他のステークホルダーからの意見を聞く前に、批判的思考法について学びます。メンバーは、ファシリテーター付きの小グループで議論をし、最後に提言を書き起こし、投票を行います。市民アセンブリーは、無党派組織による監視の元進められます。インクルーシブかつ効果的、そして透明性が高いことが特徴です。

XR はなぜ市民アセンブリーを要求しているのか?

英国議会は既に、下院選民委員会と連携した「市民の社会福祉協議会」などの市民アセンブリーなどの審議的な民主主義プロセスを採用しています。また、同様のプロセスを「民主主義イノベーション」のプロジェクトの一環として、三つ実施しています。世界中で行われている(アイルランド、カナダ、オーストラリア、ベルギー、ポーランドなど)市民アセンブリーは、一般大衆が複雑な情報を理解し、選択肢を議論し、公平かつ公正な決定できることを証明しています。

市民アセンブリーは、政治家自らでは対処することがあまりにも物議を醸し、困難であると見なされる問題に対処するために使用されます。近年、「アイルランド国民会議」は、同性結婚の合法化と中絶禁止の廃止という2つの論争の的となっている問題での行き詰まりを、市民アセンブリーを用いて解消しました。市民アセンブリーの提言は、これらの問題に関する世間の言論に影響を与え、政治家が大胆に問題に取り組むきっかけを与えました。 「アイルランドを気候変動への取り組みのリーダーにする」という市民会議の提言は、現在政府の行動計画に組み込まれています。

 

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XR日本 – 絶滅 反乱 日本